こんにちは、Magic Moment 採用チームの新美です。
今週も、社員一人ひとりの成長や挑戦、そして思考の深さが感じられるつぶやきが集まりました。
ぜひご覧ください!
■用語の解説
・CS:弊社では Customer Success の略
・MM:Magic Moment(当社名)
・Revenue BPaaS:弊社の事業名
・PERF:自身の成長を振り返る評価制度(四半期毎に実施)
・TRUE OPENNESS:弊社コアバリューのひとつ
顧客への提供価値
社内ではなく顧客に向き合う
プロダクト開発において、セールスやCS、さらには経営との連携は非常に大切であるが、それがすべてではない。
私たちは、自分たちがフォーカスする課題を明確にし、その課題に対する理想的な体験を考え抜き、それを顧客に提供する。そして、フィードバックをもらいターゲットKPIを向上させていく。
顧客の利用率や成果こそが正解である。社内承認を得るためにプロダクト開発を行っているわけではない。
X社様
予算の都合で一旦プロジェクトは終了となったが、新規案件の相談もいただき、今後も継続的にご支援させていただける見込みが立ったことは、かなりポジティブだなと思う。メンバーであるHさんとSさんの、効率性を追求しながら質の高い成果を創出するプロセスを評価いただき、新規案件の相談では「MM さんにしか相談できない」と思っていただけたとのこと。
「インサイドセールスって何?」という状態から、「インサイドセールスへの関心→ MM への信頼」という大きな影響を残したことは、二人にも自信を持っていただきたいと思う。Revenue BPaaS は成果で価値を示せるという強みがある。この強みを活かし、顧客フェーズに応じたプロジェクト推進方法をパターン化し、組織全体でプロジェクトマネジメント力を一層高めていく。
TRUE な開発
機能開発要望
ブロックミーティングでは、さまざまな顧客からの要望が上がってくる。「これがあると便利」という機能については枚挙に暇がないし、もちろんそれらは顧客解像度を高める上で重要な情報である。しかし、伝え手と受け手によって顧客に対する解像度に差があるため、ビジネスチームとしては「それが何を意味するのか」を考え、理解できるようでありたい。
私たちは「何でも出来るプロダクトを作ります」という事業ではないため、ビジネスチームはよりコンセプトに近い抽象的な視点を持ち、製品開発チームはそのコンセプトを昇華するための解像度を、それぞれが歩み寄りながら認識をすり合わせていきたい。
この両者の考え方をお互いがよく理解し、開発に落とし込むことができればと思う。
成果・成長
PERF の振り返りを通じて
Q毎に目の前のことや顧客に集中していると、感覚的には一瞬のように感じるが、振り返ると前回の PERF での課題に対して少しでも前進できている実感がある。
また、前Qだけではなく、これまでの内容やフィードバックを現在と比較すると、成長の過程に連続性を感じることができ、改めて貴重な機会だと思う。その他にも、よく考えると1on1の回数の多さや、チーム毎の夕会や振り返りの頻度など、顧客に話すと驚かれるほど向き合う時間があり、活用するもしないも自分次第。
このような環境があることに感謝しつつ、自分にとっての良いサイクルを継続していく。
自分軸で考え行動する
自身が大切にしている考えの一つに「自分軸」がある。自分がこうしたい、こうなりたいという姿やゴールに向かって、周りに影響されることなく進む。自分ルールを設定し、必ず達成するべくやれることは全てやる。
単に仕事だから、ではつまらない。日々の業務も、突然の変化も楽しむために、自分の軸を持って生きていきたい。何かをこなすだけの日々から脱却する。
成長
Hさんが復帰し、ブランクを感じさせないアクティビティと、リードとして大きくパワーアップした姿を見て頼もしさを感じた。
これに通ずることだが、良い意味でも悪い意味でも、人は自分が考えただけ成長するということ。
Hさんは、2ヶ月、3ヶ月のブランクがあっても、その成長をしっかりと感じさせる姿を見せてくれた。本人の努力は素晴らしく、自分もこうありたいと思った。
正しく向き合う
PERF フィードバックをさせていただいたり、1on1でお互い腹を割って話す時間を重ねる中で、自己理解を深めるための思考をすることと、言葉の意味を印象で捉えず、奥行きある形へ咀嚼していくことの大切さを身にしみて感じる。
例えば、「顧客価値を最大化させる」や「顧客への価値提供」といった自分たちのミッションがあるとき、純粋に「顧客=パートナー企業」と捉え、彼らのために仕事をしよう/期待に応えようと考えてしまうと、どこか近視眼的に仕事をしてしまうリスクがあると思う。もう少し視野を広げると、パートナー企業が得る顧客価値が最大化するのは、エンドユーザーに価値が届き、売上を獲得できたときであり、それと同時にパートナー企業のMVV(ミッション・ビジョン・バリュー)が世に広がることで、人々の暮らしや社会がよりポジティブな方向に進んでいくことになる。
表面的には同じことを言っているように見えるのだが、さまざまな価値観を持っている人々の中で、自分にフィットする粒度まで物事を掘り下げることで見えてくる世界もある。
役割や経験値に応じて、マネージャーは異なる角度や考え方を持つことが得意だったりもするので、ぜひ1on1の時間などをうまく活用していただけたらと思う。
これからのことを考える
案件についてご相談の機会をいただいたが、純粋に過去のことに引っ張られすぎていたと反省。問題を解決しようとするとき、ついこれまでの時系列や因果関係を整理した上で解決策を考えていこうとしてしまうが、問題解決において過去の前提は無意味。
必要な部分は適切に過去の情報を参照しつつも、未来をどうつくっていくかに時間を使う。やれることを思考しやり切り、周りにフィードバックをもらって、埋められる穴を埋め切ったと言える状態だとするなら、それ以上、過去についてあれこれ話していても、過去の自分たちを認めたい or 諦めをつける理由を探したい、という状態にしかならないな、と自分たちを客観視すると感じる。
顧客の状態や感情をありありと想像し、それに対して有効だと考える仮説を検証しながら前進し続けるのみ。答えは相手が持っているということと、ポジティブな思考が革新的なアイデアを生み出すことを改めて念頭に置いて、営業という手段で世の中をより良くしていく。
AI活用
先日、自身がLLM(大規模言語モデル)にチャレンジできていないことに気づき、数日間意識的に使ってみた。その結果、劇的に効率が上がり、実感を得ることができた。
具体的には、アカウントプランや JD、メール改善などなど、普段は頭を悩ませながら考えている作業が、1/3以下の時間で完了する。
使い方、AIと人の棲み分け方を工夫することで、さらに効果が表れると実感した。
効率化の観点は言わずもがなだが、思考の消耗が減ったことで、より質の高い成果に向けて集中できる。これが最大の気づきだった。
カルチャー
MM のカルチャー
コアバリューである「 TRUE OPENNESS 」は、フィードバックを人格否定ではなくアウトプットへの指摘として捉える共通認識があり、改善を共に進める環境を支えている。
この経験を通じて「自分で考え、形にすること」と「指摘を受けた際に具体的なネクストアクションを考えること」の重要性を再確認し、これからも意識して仕事に臨みたい。
ビジョン・志
無責任な意思決定をしてはいけない。
いい加減に意思決定をしないというは大前提として、ついやってしまうのは、検討不足だから、情報不足だから、見送る、保留するということだ。
こう表現すると、妥当な意思決定にも見えるが、検討不足や、情報不足なことは、やむをえない要因ではない。意思決定をするために必要な何かがあり、それを理解していながら、それがないことを理由とした決定は、無責任でしかない。
全ての情報を得ることは不可能ではあるが、一定の範囲で把握した上で、時間やコスト、品質などに対する想定とのギャップを見い出し、そのギャップに基づいて、意思決定していくことが重要だろう。
そのような意思決定だからこそ、前提が変わる、状況が変わった際に、論理的に決定を変更していくことができるはずだ。
簡単なことではないかもしれないが、非常に重要なことであり、意識し続けたい。
今週は以上です!ご覧いただきありがとうございました!
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