日本大学卒業後、新卒で株式会社インディバルに入社しソフトウェア開発に従事。
約5年半、複数の求人サービスの開発・運用に携わり、2020年8月に入社。
フルスタックエンジニアとしてプロダクト開発の中心を担う藤﨑がプロダクト開発を通して実現したい世界について熱く想いを語ります。
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エンジニアとして感じていた”営業”への課題を解決したい
新卒で求人サービスを提供する株式会社インディバルにソフトウェアエンジニアとして入社しました。人の役に立つWeb アプリケーションの開発に関わりたいという思いがありました。仕事を選ぶことは人生にとって重要な決心であり、そのアプリケーションの開発を通じて人の役に立てると考えました。バックエンドからキャリアをスタートし、5年半在籍しました。その間に、Web アプリケーションの開発・運用を通じ、バックエンド、フロントエンド、インフラなどの領域の経験を積みました。
ーなぜ転職しようと思い立たれたのですか?
アルバイト・パートの求人サービスをメインで開発していたんですが、ターゲットが広く、広告や SEO 対策でユーザーを集める世界でした。求人の検索ロジックの改善などユーザーに直接影響を与えるような開発もしていましたが、多くは SEO を上げるための開発が目的になっていて、人のために開発したいという思いからズレてきていると感じていました。
そのため、当初志向していたように、ユーザーに直接貢献できるプロダクトを開発したいと原点に立ち返り、転職活動を始めました。
ー toB SaaS への挑戦を決められたのはなぜでしょう?
特に SaaS は継続的に利用してもらうというサービス性質から、ユーザーに向き合いユーザーのために機能開発をする必要があるので、自分の志向にマッチしました。さらに、toB 領域は、広告やトレンドに左右されにくく、本質的な価値が求められ、機能開発を通じてユーザーにダイレクトに影響を与えることができると思い toB SaaS の領域でエンジニアとしてユーザーに向き合いたいと考えていました。
そんな時に、Magic Moment からスカウトをもらい、初めて存在を知りました。事業内容がまさに自分の志向していた toB SaaS だったこともあり、話を聞いてみたいなと。
以前から”営業”という領域は自分にとって未知の領域ではあったんですが、エンジニアとして働く中で、営業職の組織・人を第三者的に見ていた時に、営業を型に落とせないという問題であったり、人によって成果がバラバラであったり、業務時間後に遅くまでレポートを作成されていたりと課題がたくさんある領域だなと感じていたんです。
ー入社の決め手を教えてください
大きく3つあります。
1つ目は一緒に働く人です。
エンジニアである清家、栗原、清水と話した時に、嘘みたいにオープンに話してくれたことが決め手でしたね。課題をしっかりと見据えていて、それを改善していきたいと話してくれ、求められていることが明確に伝わってきました。一緒に働いた時に、何事も良い方向に持っていくために動ける組織だと確信しました。
2つ目はエンジニアとして成長できるかという点です。
Magic Moment では Go 言語やマイクロサービスを採用し、モダンな技術を取り入れていたことから、技術的なチャレンジが可能で、自分の技術的成長を期待できました。
会社を選ぶ時に、モダンな技術の習得も視野に入れていたので、そのマッチもエンジニアとしてはポイントでした。
3つ目は本当に価値のあるプロダクトを開発できると確信できたからです。
当時はプロダクトリリース前で、ホームページにもプロダクトの情報がなく、何を開発するのだろうかとイメージができませんでした。それでも、代表の村尾と話した時に、営業のあるべき姿や作りたいプロダクトが、予期せぬコト(今だとコロナのような抗えない突発的な急激な変化)が起きたとしても、それに影響されないプロダクトを目指していることとそれに対して確固たる自信を感じました。
エンジニアとして、顧客から言われたことをそのまま開発として実行するのではなく、本当に必要な機能を作るための開発、真の顧客価値のための開発を信じている代表と一緒に歩くと面白い世界が見えると純粋に思いました。
ー入社を決めた時、不安な点はありましたか?
ありました!笑
いかんせん、Sales Tech や営業支援といった営業領域のプロダクト未経験でしたから。技術的な面でも自分の技術スタックと異なっていたので、キャッチアップにかかる時間がどれほど必要だろうかという思いから活躍できるか不安でした。
プロダクトに真剣に向き合い、顧客のために良くしたい
ー今のご活躍からは信じられないです・・入社後はどのように克服しましたか?
一緒に働く人については不安は全くありませんでした。入社前に持っていたイメージは変わらず、全員が開発が好きで仕事を楽しんでいる方でしたね。むしろ、Tech チームだけでなく、会社全体が想像以上に徹底的に顧客・ユーザーのことを考える人ばかりで、心地よいギャップを覚えました。後から入社された方もみなさん同じような方ばかりなので、楽しく働けています。
とはいえ、自分のドメイン知識や技術的な面が不安な点でした。
今でこそフルスタックエンジニアとして、Magic Moment Playbook と CRM・MA ツールの連携機能開発を中心に担当していますが、入社した当初は営業のドメイン知識も CRM・MA ツールの知識も全くない状態でした。
そんな状態で担当したMagic Moment Playbook と CRM・MA ツールを連携するための開発は非常に苦労しました。
連携するツールを実際に触り、裏側でどういったデータ遷移があり、どのような利用のされ方があるのかを理解し、わからない部分は社内の詳しい人に聞きました。チームを超えて色々な人が快く教えてくれたので、なんとかドメイン知識を得て開発を乗り切りました。
この時に、たくさんツールを触ったので、顧客が持つデータとはどういったもので、Magic Moment Playbook に記録されるデータはどのように活用されるのかということが理解でき、データからプロダクトを見れるようになりましたね。
ー入社後特に印象に残っている出来事はありますか?
上記の CRM 連携機能開発をリリースした後に、一部不具合が見つかり修正対応が必要になったことがありました。復旧には自分だけではなく、チームとしてこの課題をどう解決するかを議論し、協力して不具合を解消することができました。
一方で、その間に顧客対応をしている Biz チームが、顧客に対して丁寧にコミュニケーションをしてくれ、顧客が Magic Moment を信じ復旧を待ってくれていました。Magic Moment Playbook は営業支援 SaaS なので、顧客が Magic Moment Playbook を使えないということはユーザーの営業活動にも支障が出るにもかかわらずです。
チームの力を感じれたこと、Magic Moment の総力を感じたこと、顧客の絶大な信頼を得ていること、全てが忘れられない出来事でした。
営業の領域で世の中の当たり前を変えていきたい
ーチームで意識して取り組んでいることはありますか?
私たちの顧客は営業において何らかの課題を抱えています。それを Magic Moment Playbook の機能やロジックで顧客の成果を最大化することを目指しています。そのために、必要な機能やロジックをチームで考え、実装していきます。その機能やロジックは他には全くないアイデアであるが故に開発としては非常に難しいものなんです。
それを試行錯誤し、チームを超えて全員で協力してなんとか実現する過程はタフですが面白いです。
そんな苦労をして開発した機能が実際に顧客に利用され、顧客からプラスの効果があったというフィードバックいただいた時の達成感は言葉にはできないです。
本当に価値のあるプロダクトを届けているんだ、と実感を得られます。
ーチームで働く上で工夫していることはありますか?
2つありますね。
1つ目は、ペアタスク制で取り組んでいることです。
2人1組のペアになって開発や課題に取り組むことをしているのですが、色々良い点はあると思っており、ペアで取り組むことで属人化を防いでいます。
特に、ペアになる方が得意な領域の開発であった場合、知見を得られる機会になり、独自で勉強するよりも習熟度が高くなります。ペアは固定されていないので、都度相互で技術交換ができる環境があるので、チームの技術力の底上げに繋がっています。
2つ目はチケット制と呼んでいるのですが、様々ある機能開発のタスクを自分で選ぶことができることです。例えばですが、フロントエンドエンジニアの方がバックエンドのタスクに取り組むことができます。違う領域に取り組む機会があることで、必要な機能開発において技術習得が可能になるので、技術的にも成長できる環境がありがたいですね。
言い換えると、”選択できる”ということは上流から降りてきた開発タスクを実行するだけでなく、自分がやりたい開発にも挑戦できるということです。自分自身で技術的成長の機会を獲得できるので、楽しいです。
ユーザーに価値を届けるため TRUE を追求し続ける
ー TRUE を感じる場面はありますか?
Design Doc から開発がスタートしますが、記載されている通りにただ作るのではなく、常にプロダクトとして理想はどういう状態で、どうあるべきかという点にこだわって開発するようにしています。私だけでなく、チーム全員が顧客に価値を届けるための理想を考えて開発に取り組んでいます。
そのため、目指す理想の機能開発のために試行錯誤をすることがよくありますが、まさに Core Value の1つである ”TRUE STRENGTH” に、「答えは先にある、だからしなやかに進み続ける強さ」とあるので、本当の答え=TRUEを追求し続けることができ、安心して思い切って開発に専念できています。
ー代表 村尾から言われて心に残っていることや大事に思っていることはありますか?
代表の村尾がよくいうこととして”プログラムは使われなければただの文字列”という言葉があります。つまり、開発しているプログラムが使用されて初めて”プロダクト”になるということと理解しています。
エンジニアとして正直な気持ちをお話しすると、機能開発するとなった時に、作り方は多様で、綺麗なコードを書きたい・理想のアーキテクチャにしたいといったエンジニアとしての理想を求めたくなる想いも持ちます。大事なことは”ユーザーに届けること”だとこの言葉を聞いた時に強く思いましたし、日々意識して開発したいと、想いを新たにしました。
Magic Moment Playbook は進化の途中、エンジニアとしてプロダクトへの挑戦を楽しめる人と働きたい
ーどんな人と一緒に働きたいですか?
Magic Moment Playbook はまだ進化の途中です。やりたいことや実現したいことがたくさんあります。
メンバーはみんな開発が好きで、現状に満足せずに、常に顧客にとってもっと良い状態は何か、ということを模索して開発を続けています。
エンジニアだから開発をするだけ、という雰囲気はチーム内外限らず全くありません。
Magic Moment はスタートアップですので、全員でチームをカルチャーを一緒に作っています。プロダクトの開発・改善だけではなく、チームや組織の改善・成長を私自身も日々実感しています。
技術的な成長もプロダクトの成長もチームの成長も楽しめる方と一緒に働けることを楽しみにしています。
<そんな藤﨑のオフタイムの楽しみ>
コロナ禍前は旅行やツーリングでの遠出が趣味でした。
今はそれが難しいこともあり、映画をみたり海外ドラマ、アニメとお家時間を楽しんでいます。
日常が戻れば、九州をツーリングで一周したいです!と期待をこめて話してくれました。