新卒として入社する機会は1度だけ。インターンとして入社後、大手コンサルやITベンチャーから内定を得るも、Magic Moment へ新卒入社を決意。現在はマネジャーとしてマーケティングチームをリードする大樫さんにインタビュー!企業をどのように選び、入社後挑戦しているのかを当時を振り返りながら語っていただきました。
大手コンサルと悩み抜いて決めた入社。顧客にダイレクトに価値提案し、本質的に仕事に向き合う環境を選んだ
ー 大樫さん、本日はどうぞよろしくお願いします!早速ですが、どんな学生時代を過ごされましたか?
よろしくお願いします!学生時代は、特にサークル活動とインターンに力を入れていました。
高校2年生から始めた模擬国連での活動は、大学卒業まで続けました。国連と同様に国際問題を議題として扱い所属メンバーがそれぞれ各国大使のように活動するため、1ヶ月程度リサーチした後に、約2日間かけて議論します。国際法や、各国状況・国家間の関係性など幅広く知識が必要だったため、最初は議論に入っていくことで精一杯でした。コツコツ続けることで、議論内容を設計することもできるようになりました。
国連職員を目指していた時もあり「社会課題の解決に挑みたい」「社会に対して大きなインパクトを与える可能性がある仕事に携わりたい」という思いをもっていました。そのため、サークル外でもより広い視野を持って学びを得たいと考えるようになりました。ベンチャーでインターンをしていた先輩から「すごく学びがあるよ」と聞いたことをきっかけにインターン先を探していた時、Wantedly で MM の募集を見かけて、応募しました。
ー 社会課題に対して関心高く取り組まれてきた中、MMでのインターンを決められたんですね。きっかけや、具体的な役割について教えてください。
マーケティングインターンをやってみたいと思い探していました。人見知りなので人と話す必要がある営業職よりも、マーケティング職の方が自分に合っているかなと考えていました。国際問題への関心も含めて、昔から「社会はなぜそうなっているのか?」といったことに関心を持つことが多かったので、マクロな観点も踏まえて仕事をしたいと感じていたことも、マーケティングという1対 N のコミュニケーションをする職種に興味を持った理由です。特に MM を前から知っていたということはなく、検索でヒットした応募を見た時に、クリエイティブがかっこいいなと思ったことがきっかけでした。
入社後は、主にオウンドメディア「Accel」の運営に携わりました。Accel の読者は大手企業の経営層や幹部層を想定しているため、始めはわからないことばかりでしたが、根気強く社員の方に聞いたり調べたりインプットし続けることで、できることが増えていきました。最終的には、Accelの編集長も任せていただき、学生生活だけでは到底得られない学びを得ることができました。
大学2年生の4月から卒業まで、アルバイトやインターンは MM だけでした。そのまま、新卒入社を決めました。
ー MMでのインターンを経て新卒入社を決められたんですね。いわゆる”就職活動”はされましたか?
はい。インターンをしながら、就職活動も並行して行っていました。MM で頑張るという選択肢も念頭にありましたが、人生の大きな決断になるので他社も見た上で後悔ない決断にしたいと考えていました。
企業選びで大切にしていたのは2つありました。1つは、年功序列ではなく、色々な仕事を任せてもらえるようなチャンスがある環境であること。もう1つは社会に貢献できる事業があるかということでした。そのため、当初からIT ベンチャーとコンサル業界への志望度が高く、各業界1社ずつ内定をいただいていました。
どの企業もそれぞれ魅力的で、1ヶ月は悩んだと思います。最後はコンサルか MM かで悩みました。コンサルを選択したサークルの先輩が多く、事業会社との違いを聞き、私自身に問いかけ続けました。大きな違いは、自分の提案が顧客を動かし顧客が変わる姿を直接知ることができるかどうかでした。
最終的に入社の決め手となったのは、顧客に徹底的に向き合い、顧客への提案価値をとにかく高めようと真剣に取り組むことができる環境がMMにはあることでした。
当時、MM に入ると周囲に話した時は、「どうして大手コンサル企業にも内定しているのに大手に行かないの?」と不思議そうな顔ばかりされました。「安定した企業の方がいいんじゃないか」という心配の声もありました。
ただ、最後は、今 MM に挑戦しなかったら何年後かにきっと後悔するだろうという直感に従いました。両親からは、自分で決めた選択が一番だからと、背中を押してもらいました。
決断した当初から約3年経ちますが、人生の中で最も大きな自分への挑戦だと思います。
悩み抜いて入社を決意 。介在価値が試される挑戦と成長の日々
ー 悩み抜いてMM入社を決断されたんですね。不安はありましたか?
ありましたね。大手企業も視野にいれた就職活動をしてきたこともあり、知名度にも会社が作ってきた歴史や事業基盤にも頼れない環境で、パフォーマンスを出せるかということに大きな不安がありました。
ー 入社後のキャリアを教えてください
インターン時代から基本的にマーケティングチームでしたが、2ヶ月間ほど CS BPO でインサイドセールスを経験しました。現在はマーケティングチームのマネジャーを務めています。
マーケティングチームは、MM が考える理想の営業プロセスを世の中に広めることをミッションとしています。顧客獲得に貢献するため、 サービス価値に共感を得る発信やコミュニケーションを行います。
私達が配信した内容によって「セールスエンゲージメントプラットフォーム」というツールや営業に関して、見込み顧客の認識や考え方を変えていける可能性があることが醍醐味です。事業や営業、見込み顧客に詳しいことは当然ですが、実行した取り組みがきちんと成果に繋がっているか ROI を厳しく意識しながら、無駄な取り組みがないよう意思決定し続けならない点は難しいと思います。
ー どんな時にやりがいを感じますか
マーケティング業務をメンバーと共に実行しつつ、チームとして商談創出やリード獲得の成果を出すことに対して責任を持っています。数値モニタリングやリソース配分調整、1on1を始めとしたメンバーコミュニケーションを実施しています。
メンバーそれぞれがオーナーシップを持ち各施策に取り組み、成果最大化のために自発的に思考する自立したチームであることが誇れるところです。それだけでなく、得意領域や強みを活かして各自マネジメントしながら、相互に協力する体制があります。
マネジャーとして、1人ではできないことをチームで成し遂げるための打ち手を考えて、チームで達成したときは、チームの成長を強く実感することができる点が面白いですね。
私達の行動や提案がきっかけで顧客が動いてくださった瞬間は一番嬉しく、できるようになってよかったと思います。例えばメルマガはもっともらしい文章をいくらでも書くことができるので、以前はテンプレートのような文を書いてしまっていました。しかし、絶対にメルマガから商談を創出するんだという強い意志で、見込み顧客である読み手の心理や悩みを仮説立てして刺さるメッセージを磨き込みました。商談を生み出すことができた時、成長を実感しました。
ー チームでの発信が サービスそのものの認知や事業・市場を動かす可能性もあり面白くも難しくもありますね。一番苦労したことや大変だったことを教えてください
数え切れないくらいあるのですが(笑)、最も印象に残っているのは、コーポレートサイトのリニューアルプロジェクトを初めて担当した時のことです。「ウェブサイトを更新する」ことを「タスク」として捉え進めてしまっていたことです。会社を象徴するサイトにも関わらず、更新することばかりを考え、目的や背景・ミッションに基づいて考え抜くことができていませんでした。私が介在することで仕事に付加価値を出せていないと痛感する日々でした。
プロとして考え抜いて、こだわった仕事ができているかを意識すべきだと学び、周りのメンバーを観察し、自分との違いを炙り出し、ギャップを埋める努力を続けました。MM には熱量高く、仕事に全力で真剣に向き合うロールモデルとなる方がたくさんいたので、成長できました。
Go True Way に共感し、真摯に顧客に向き合うメンバーと仕事ができることが幸せ
ー 周囲と共に苦楽を共にしご自身も成長されてこられたんですね。村尾さんやメンバーとの印象的なエピソードはありますか?
村尾さんは、何事にも真剣に向き合う方なので、1on1 や業務で交わす会話のどれをとっても刺激的で、いつもメンバーの成長に真摯に向き合っていただいていると感じています。特に、インターン入社時の面接が印象的でした。何か長所を言わなければと「構造的に考えるのが得意です」と伝えたところ、ケース問題を出してくださり、実力を試していただきました。全然うまく答えられませんでした(笑)。
面食らいましたが、誰に対しても真剣に向き合っている会社なんだなと感銘を受けました。見ず知らずの大学生にここまで切り込むことは、相手に真剣に向き合うスタンスがないとできないことだと感じたからです。
今でも社員、顧客、事業、採用候補者、MM に関わる全ての方に真剣に向き合う印象は変わりません。
ー MMの好きなところやカルチャーを教えてください。
コアバリューの 「Go True Way」です。真実の道を追求することを指しており、行動指針となるものです。真剣に Go True Way に向き合い、顧客への提供価値を最大化させることに真摯に取り組むメンバーが集まるぶれないカルチャーが好きです。
顧客第一主義を意図したミッションはよく掲げられていますが、MM の顧客起点は少し違います。顧客のやりたいことをそのまま聞くのではなく、なぜやりたいのか、何が課題なのか潜在的なニーズを捉えることを大事にしています。事業成果を上げるために本質的に必要なことはなにか、やるべきことはなにかをお客様に向き合い支援しています。そのため、サービス導入企業からは厚い信頼を得ていると感じます。
どのようなビジネスも、お客様がいて、お客様に対して何か価値を提供したことの対価として報酬を得るという構造は同じです。提案価値を本質的に考え、向き合う姿勢を身に付けることは、今後の職業人生にとっても最も重要な財産になると考えています。
ー ”本質的な”顧客への価値提案、全員で挑んでいると感じます。大樫さんがオススメするMM独自の会社の仕組みや制度はありますか?
PERF*(3ヶ月毎に自分がどれだけ成長しているかを振り返る制度。成長や成果を評価し昇格・昇給が決まります)です。社員1人1人の成長に徹底的に向き合う制度で、役職関係なく全員が取り組みます。経営陣とマネジャーが全メンバーの成長を振り返り、評価し、次の成長に向けたアドバイスをします。
スタートアップに入社する選択をした時に、「この選択を正解にできるように努力しなければ」というプレッシャーを強く感じていましたが、職業人生において必要な成長を促す制度があるので、本質的な課題にも正面から向き合うことができていると感じます。
特に、根本的な成長課題に対して、1人で向き合い続けると苦しくなることもありますが、マネジャーや経営陣から客観的なフィードバックやアドバイスをいただけることは心強く、励みになります。
自らの意思で何かを変えたい、成長したい方とご一緒したい
MM が挑んでいるのは世の中にいまだ浸透していない あるべき営業の価値観を作っていくことです。そのため、どんなチームのどんな業務でも、すぐに答えがでることはありません。試行錯誤し続け、市場の共感を得、事業成長に繋げていく必要があります。スタートアップらしく、事業成長のために必要なことはどんどん実行するため、意思決定スピードは早く日々変化の連続です。
社会や顧客に対して本質的な営業・ビジネスの在り方を届けることにワクワクし、真摯に取り組まれている方ばかりなので、自分で変えたい、成長したいという思いを持つ方がマッチしていると感じます。
一方で、自ら変えるんだ、成長してやるんだという気概がなく、「成長させてもらいたい」という受け身の姿勢だと活躍いただくことは難しいと思います。私もまだまだ成長途上ですが、成長課題に対して諦めずにやり切る姿勢を大事にしています。
〜そんな大樫のオフタイム〜
友人とお酒を飲むことやカラオケに行くことが好きです。MMのメンバーともよく行きます。
他にはお弁当作りにハマっていて、いかに安く自分が満足できるお弁当を作れるか考えたり、献立を調べて思案したりする時間が楽しいです。