はじめに

Magic Moment は、AI 技術を駆使し営業活動を革新するソリューションを提供しています。
本記事では、採用候補者さまからご質問をいただくことの多い「弊社サービスが、どのようなお客様にどのような価値をお届けしているか」が分かる、いくつかの導入事例をご紹介します。

今回は、意思決定の精度向上や顧客理解の深化に欠かせない「データ活用」をテーマに、筆者の考えを交えながらご紹介します。
前回ご紹介した「営業の属人性解消」編と併せてご覧ください。

※用語解説:CS BPO と Playbook は弊社提供サービスです。詳しくはサービスサイト参照


導入事例①|Excel 管理からの脱却で市場分析の精度向上(卸売 業)

【課題】

・案件の管理や営業進捗の記録がバラバラになっていた

・Excel でのデータ管理により必要なデータが分からない

【導入効果】

・全員が標準化されたフローに従って行動することでデータを可視化し、フィードバックも容易に

・シンプルで単一の UI が確認の手間を削減

Excel 管理から脱却したい、営業管理をもっと楽にしたい、という課題に共感する企業は多いのではないでしょうか。一方、現行方からの転換は営業チームに定着するまでに時間がかかるケースも耳にします。
この効果は、Playbook のシンプルな操作性で専門知識がなくても簡単に使えることと、1つのプラットフォームで情報を一元管理・共有できる使い勝手の良さを早期に実感できることで営業担当者がすぐに活用でき、正しいデータに基づいた市場分析の基盤作りに貢献したと考えられます。

導入事例②|営業活動の可視化で商談数15倍へ(金融関連サービス 業)

【課題】

・マーケティング施策全体の成約率は高いものの、営業代行パートナー経由(5社)の商談数が合わせて5件/月、成約率が10%と、他のチャネルと比較しても数・質ともに低かった。

・CS BPO導入以前の営業代行パートナーとの取り組みが金銭的に見合っておらず、投資対効果を高めたかった。

【導入効果】

・代行パートナー経由の商談数が15倍に向上した。顧客企業および商談の解像度を上げることで、口頭受注率が5倍向上し、50%となった。

BPO 利用の悩みの1つとして、モニタリングの難しさ故に適切なフィードバックができず、品質改善に繋がらないことがあると思います。
この効果は、CS BPO × Playbook の活用で「アプローチ先」や「顧客との会話内容」といった営業データを蓄積、可視化できるようになり、データに基づいた改善活動や仮説検証が可能になったことで商談数の向上・受注率の向上に大きく貢献したと考えられます。

導入事例③|失注理由の分析で ARR 2倍に(業界特化型 SaaS 業)

【課題】
・エンタープライズ向けの BDR を行うリソース不足

【導入効果】
・ポテンシャルの高い見込み顧客の創出
・ターゲットセグメントごとの顧客一次情報取得による解像度向上
・LTV 2,000万円程度の見込み商談を創出

提供サービスの性質によっては、一度失注しても別のタイミングでニーズが発生することがあります。将来的なニーズを正確に分析するためには、失注時にも検討状況の詳細をデータベースとして残すことが重要です。
この効果は、Playbook の導入で失注理由を含む営業活動のデータ蓄積・分析が可能となり、見込み顧客に注力できたことで LTV 向上に貢献したと考えられます。


今回とりあげた導入事例記事はコチラです。
・事例①|https://www.magicmoment.jp/academy/case07/
・事例②|https://www.magicmoment.jp/academy/case23/
・事例③|https://www.magicmoment.jp/academy/case14/

今回ご紹介した事例の他にも、19社のお客様にインタビュー協力いただき、計23のサービス導入事例記事を公開しております。よろしければご覧ください。
https://www.magicmoment.jp/academy/category/case/

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