Magic Moment HR で日々奮闘している神保と江木は母親という側面も持ち合わせています。
Magic Momentの働き方や大事にしている価値観をありのままに伝えたいと、今回ざっくばらんに対談し、思いを語ってみました。
働き方は自分自身で創るもの。母親も仕事もどっちも挑戦すればいい
江木:麻紀さん、今日はよろしくお願いします!じっくりお互いのことを話すことは初めてでワクワクしてます。
神保:こちらこそ、よろしくお願いします!加奈子さんがご入社されてからお互いリモート勤務なので、本日は色々お話しできることが楽しみです。
江木:それでは早速!麻紀さんは、Magic Momentに入社されたきっかけを、今までのキャリアとともに知りたいです。最初は何のお仕事されてたんですか?
神保:社会人スタートはグリーンアテンダント(電車のグリーン車のお姉さん)でした。その後、縁があり約8年間リンクアンドモチベーショングループの営業支援会社で様々な企業の営業支援を行っていました。中でも新規開拓営業をチームで行うことが多く、インサイドセールスのSVやプロジェクトリーダーをしていました。
そういった経験を経る中で、営業効率最大化、売上に直結する仕組みを持つ営業ツールやソリューションに関わりたいという気持ちを持つようになりましたね。
そのような気持ちがある中で転職活動をしていた時、以前から知り合いだった代表の村尾からMagic Momentの話を聞いたんです。もう衝撃でした。営業の効率化や今の当たり前を変えるものに関わりたいと思っていたので、村尾の考えている世界が本当に実現できたら、働き方が根本的に変わると思い、またその世界を私も一緒に作りたい!と思い、Magic Momentへの入社を決めました。
加奈子さんは、大学で看護学を勉強してこられて、なぜ看護師ではなく一般企業に入社し、Magic Momentへの入社を決められたのですか?
江木:病院実習の経験から、看護師ではなく医療業界を志望しました。結果としてジョンソン・エンド・ジョンソン(以後JJ)へ入社し、2回の産休育休をいただきながら12年勤めました。
神保:ずっとフルタイムですか…?
江木:そうですね、上の子も下の子も0歳から保育園へ預けてフルタイムで復帰しました。
神保:一般的に、女性は子育ての方に重きを置いたり、時短などで仕事を制限するような働き方を選ぶことがまだまだ普通だと思うんですが…
江木:確かに、それはそうかもしれないですね。ただ、JJは産後当たり前に復帰できる文化ができていたことが大きくて、私も自然にフルタイムで復帰しました。悩みませんでしたね。なんとかなると。笑
神保:なるほど…とはいえ、そこから小さなお子さんがいて転職活動しようという気持ちに至ることも珍しいなと思ったのですが、その辺りも詳しく聞きたいです。
江木:JJは大好きでしたが、12年目、と気づいた時に、このまま大きな変化が起きることを想像できず、自分が熱中できそうなことに、業界や業種にこだわらずにチャレンジしたいと思える場所を探し始めました。
神保:広く検討されてたんですね…そのような中でMagic Momentに決めたきっかけは何でしたか?
江木:JJでSaaS導入のプロジェクトリードをしたことが大きなきっかけになりました。アナログで全て対応していた業務が、入力・報告・記録・管理まで一貫して1つのシステムでできることに感動しました。SaaS、すごいと。以前からMagic Momentのことを創業時からジョインしている長年の友人である佐藤から聞いており、前述のプロジェクトをリードするまでは、いまいちピンときてなかったのですが、改めて話を聞いたときに、Magic Momentの目指す世界に純粋にワクワクしました。自分と歳の変わらない彼がキラキラして自信を持って語る姿にも惹かれました。
ただ、迷いはありました。小さい子どもがいながら、スタートアップという猛烈な世界に飛び込めるのかという思いが。
そんな時に、代表の村尾と話す機会があり、「ママになったからと言って女性が挑戦をやめたり諦めたりする思考になるのがもったいない」と言われたんです。ハッとしました。どこかで「私はママだから」と制限をかけていたことに。
神保:転職活動中、私も同じ思いを持ちましたね。ちょうど出産や子育てを考えたいという気持ちと、自分が楽しいと思える仕事の選択のバランスが難しいのではないかと。そんな時に、村尾に「キャリアとライフステージの両立を諦める必要はない、子どもが産まれたら抱っこしながらミーティングすればいいじゃん」と当たり前に言ってもらい、どちらも選択することを決めました。村尾の言葉が実際現実になりました。笑
江木:麻紀さんもでしたか!会社の代表がそう言ってくれると、安心感ありますよね。実際転職エージェントには、小さい子が2人、それでフルタイム?厳しい条件です。って散々言われました。苦笑
神保:わかります!!ママになると時間的制約があるなってやはり周りを見ていると感じるわけで、「時間にコミットできないことは当たり前だけど、効率的に決められた時間で働きなさい」という言葉を経営者の人が言ってくれると、挑戦したくなりますよね。ない制度は作ればいいという村尾の考え方は、自分たちで働き方・制度を作っていけるという楽しさを与えてくれるなと思います。
その他不安に思ったり悩まれたりはありましたか?
江木:やはりJJはママでも全力で働ける制度や文化が整っている自覚があったので、スタートアップというある種全く環境が違うところでやっていけるのだろうか、という不安はありました。ただ、決めたからには全力に、という気持ちでした。
神保:今は、極力きちんと前もって期待する役割などを伝えていますが、当時は、入社前に何の役割を自分がするかをあえて決めておらず、少し不安でしたね。通常はポジションを決めた状態で入社をすることが多いと思うのですが、村尾から「何をするかじゃなくてMagic Momentに入社して」と言われ、入社を決めました。スタートアップであれば当然のことかもしれませんね。今振り返っても、まさにその言葉通りで、今は私がその言葉を候補者の方に伝えています。
江木:私も同じくでした!何をするかは最後のオファー面談で知りました。採用と言っていただき、大役だというプレッシャーとともに嬉しく思いました。
実際入社してみて、多様な働き方をフラットに受け入れてくれるな、と実感します。若い方も多くて、大企業にありがちな「ワーキングマザーだと仕事時間が…終業早い…」とかいう空気感もなく、良い意味でドライに受け入れていただいたと感じました。
神保:それはそうかもですね。前提がないので、働き方も考え方も、良いと思うものは作っていこうというスタンスがあります。特に今はコロナ禍で、私自身入社1ヶ月後からリモート勤務になりました。まさか、ずっとリモート環境で働けるとは思ってなかったです。
江木:私もコロナ禍での入社でしたので、顔と名前の一致がなかなか…率直に人間関係を作るのが難しいです。ただ、Slackを皆さんすごい活用されていて、どんな人もすぐ助けてくれます。変に飾らず、正直な人が多いなと感じています。
神保:そうですね。人間関係をリモートでつくれないのは寂しいですね。全社リモート勤務でも工夫してコミュニケーションをとったりしているので、最近では寂しい気持ちはなくなってきました。みんな忙しいはずなのに、連絡するとすぐ反応があり、相談しやすいと思います。素直で、真っ直ぐな人が多く、Magic Momentのミッション実現に向け役割を超えてスピーディーに業務に取り組んでいる社員ばかりで尊敬してます。その思いに至るまでは時間がかかりましたが、私もみんなと同じ想いを持っているので仕事で貢献していきたいと思っています。
江木:今のお話からもカルチャーである「TRUE」が想起されますね。コロナでデメリットだな、と感じる部分もありますが、一方で小さい子どもが保育園に通っているので通勤による感染リスクを下げることができますし、さらには通勤時間を勤務に充てることができるのでそこはメリットだと思います。
私たちが大事にしていることは、GO TRUE WAY で体現できる
江木:Magic Momentの雰囲気や、働いている人はどんな方が多い印象でしょうか?
神保:そうですね…純粋にMagic Momentの目指すミッションの実現のため、心からその世界を信じて素直に広めたいと思っている社員ばかりです。私も同じ想いを持っています。だからこそ、ミッションへの共感を一番大切に、またそのカルチャーを大切にしてくださる人と一緒に仕事がしたいです。
江木:入社前に色々な方とお話しする機会をいただきました。あれはカルチャー フィットをしっかり見ていただいているんですね。会社としても入社後に候補者の方の人生をお預かりするわけなので、候補者と会社とでしっかりと認識を合わせることを大事にしているなと理解できました。
神保:会社としてもスキルや経験はもちろん大事な点ではあるのですが、それよりもMagic Momentが大事にしているCore Value “GO TRUE WAY” という価値観への共感、体現できるか人材かという点を大切にしています。
江木:TRUEであるか、は常に問われているなと日々痛感します。1つのエピソードですが、迷ってるなら聞いて、と入社当初何回も言われました(今もですが・・)。自分で持てば持つほどスピードは遅くなりますからね。採用に限らずだと思いますが、TRUE OPENNESSの大切さを痛感します。
神保:迷ってる時間、もったいないです!Openにいこう、とはよく聞きますが、Magic Momentではフィードバックを自ら獲りに行くこととしており、それが自分のためにも会社のためにもなるなと。これまで働いてきた文化は、アウトプットするために方向性を決めてから進めていましたが、まずはアウトプット(行動、アクション)しフィードバックをもらうことが、最終的にスピーディに成果に繋がると実感しています。
江木:そうですね、私もこれまでいかに会社のルールと敷かれた枠やレールの上をただ歩いていただけだったかと思っています。それはそれで大企業なので良いことだと思いますが、Magic Momentでは誰かが作る必要があり、それが全員にとって最高効率なのかという点はよくフィードバックされます。作ることの難しさ、楽しさがありますね。
神保:本当にそうですよね。
私は、TRUE CHANGEというValueも好きです。意味としては、『未来を前提に、変革を起こす。』という意味になるのですが、日々の行動に当てはめることもできますし、私たちの目指すMissionにとって当たり前にできていないといけないことだとも思います。
江木:私たちは特に時間も限られているので、TRUEを追い求めることが、結果として最短で成果を出すことにつながりますし、一番に必要とされているとも感じます。子どもを産んでからは、オフ時間も家庭の時間も含めたタイムマネジメントをするようになりました。夜泣きがまだあるので睡眠時間もコントロールする時間の1つです(一番うまくいきませんが…)。ただ、仕事は一人で解決できるものではないので、不測の事態の時は自分の活動範囲とともに伝える工夫はします。そしてそれをサポートしていただけるので感謝です。
神保:時間への意識がより強くなりました。子どもとオフィス出勤するようになり、何があれば仕事がしやすいかも聞いてくれますし、会社としてのサポートを非常に感じます。当たり前かもしれないですが、精度高いタイムマネジメントが必要ですね。
江木:タイムマネジメントなんて働く人は当たり前にしていることかと思いますが、子どもはとにかく読めないので、バッファー持って仕事したりとかですね。村尾にも、「ママとして育児や家庭のことをしている時間は仕事のことは何も考えなくていい。仕事をする時は環境どうあれ、プロとして仕事をしていこう」と言われて本当にその通りだと実感しています。
神保:ママとなり、より一層厳しく成果に向き合うためのタイムマネジメントを実践する働き方を意識するようになり、その働き方を実現することは非常に難しいことなのですが、まずは会社への成果創出のためにもより一層「スピード×行動」を大切にしたいですね。スタートアップなので、”イマ”のMagic Momentに必要なことはよく変わります。”深く”そして”TRUEであるか”を考えることで、これまでの常識に囚われず、向き合いたいですね。
一期一会を大切に。カルチャーへの共感を大切に。
江木:何か印象的なことを言われたり、採用として大事にしたいと気づいたりしたことはありましたか?
神保:ありますね。1つ目は、「相手の人生を本気で考え共感する」こと。人の人生を変えてしまう採用、経歴書で何もかも判断するのではなくそこから見える、候補者の人生そのものを知り、共感してコミュニケーションをとっていくことが重要だと教わりました。2つ目は、「今の会社に必要な方なのか」です。どんなにスキルが高い方でも、今のMagic Momentに必要な方なのかという視点も重要で、活躍頂ける人材はフェーズ毎で変化することも知りました。
江木:本当にそうですね。候補者の人生を預かるんだという気概ですね。
神保:はい、そういった思いでずっと採用をしているので、代表をはじめとしてミッションの実現に向け本気で信じて全力で向かうメンバーが集まっていると思います。10名満たない頃から在籍していますが、その当時からもそのカルチャーを大切にしていると感じます。
江木:同感です!入社して間もないですが、TRUEの浸透率には驚きます。それぞれ違う言葉で自分の解釈をしっかり説明されるので、文化として根ざしているなと実感します。面接の時にも思いました。
神保:TRUE INDEX経営が当たり前の世の中にしたいです。Magic Momentのプロダクトを利用すると、データが集計・分析され正確なデータに基づいて経営判断ができるようにしたいです。その思いに共感してくれる人と出会い、未来をつくっていきたいです。
江木:誰かのためになりたい、小さなことも仲間と喜び合える人が多いですし、スタートアップならではだと思っています。文化はつくるものですが、綻ぶと早いですし、同じ思いを持った方とMagic Momentの文化を作り、Magic Momentが思い描く世界を伝えていきたいですね。
そんな2人のオフタイム。
神保はカフェ巡りをして美味しいコーヒーを飲む時間が、江木は子どもたちとのお昼寝タイムが至高のひととき。オフもオンもしっかり楽しみます。