こんにちは、採用チームの神保です。
5月の月刊TRUEをお届けします!

今月は、「オフィス移転で変わった働き方」「非エンジニアによるコーポレートサイトの超高速リニューアル」、そして「メンバーが語るリアルな挑戦と成長の軌跡」
さらに、CEOが綴る今月のインサイトもお見逃しなく。
変化の真っただ中にあるMagic Momentの“今”を、ぜひご覧ください。

👇今月のコンテンツテーマ


フロア移動しました!Magic Moment オフィスの今

GW明け、Magic Moment の東京メンバーが拠点としていた4階オフィスから3階オフィスへのお引っ越しが完了しました!
今回の引っ越し、単なる“階の移動”にとどまらず、チームの働き方や集中と交流のバランスを再設計する良い機会となりました。

新しい3階オフィスでは、集中できる個人作業スペースと、気軽に会話できるコラボエリア、オンライン商談ボックスをメリハリつけて配置。

執務エリア以外にも、社内メンバーのちょっとした相談ができる“立ち話エリア”や、モニター付きでMTGもOKなミニ会議スポットも新設され、コラボのしやすさもパワーアップ。

社員からも「気分転換がしやすくなった」「社内の人と話す機会が増えた」といった声が上がっていて、“物理的な環境の変化がカルチャーにも影響するんだな”と、採用担当としても感じています。
これから会社を知るみなさんにも、この空間で働く自分をぜひ想像して頂きたいみてほしいなと思います!

非エンジニア、2週間でコーポレートサイトをリニューアル

最近社内で話題になった、“あのプロジェクト”の裏側をご紹介します。
その名も──「非エンジニアがコーポレートサイトを2週間でリニューアルした話」

きっかけは、「もっと会社の魅力が伝わる採用サイトをつくりたい」という想いと、「AIを使えば、もっとスピーディーに開発できるのでは?」という発想でした。
とはいえ、制作をしたのはエンジニアではなく、Web 開発未経験のプロダクトマネージャー

ウェブサイトの理想的な形とは?そもそもどうやって開発するのか?というところからのスタートでしたが、従来の制作プロセスをAIで大幅に効率化することで、技術構成と設計、開発、デザインレビューまで、一気に進行。従来数十〜数百万円かかっていたリニューアルコストの大幅な削減と、公開速度短縮の両立を実現しました。

そして何より大きかったのは、“やりたい”を後押ししてくれる仲間の存在。
「じゃあ、こういうのは?」「それ、やってみたら面白いね」と、社内から声が集まり、プロジェクトはどんどん加速していきました。
最終的には、わずか10営業日で公開に到達!

仕上がったサイトは、完成度の高さはもちろん、「非エンジニアでもここまでできるんだ」という自信と驚きが詰まったプロジェクトとなりました。

この挑戦は、私たちが大切にしている「TRUE Hack」──
すべてのメンバーがビジネスハッカーとして、テクノロジーを味方につけ、社会の課題や日々の業務を自らの手でアップデートしていく、という考えそのものです。

Magic Momentには、職種や立場を問わず「まずやってみよう」が自然に生まれる文化があります。
この記事を通して、そんな空気感や「TRUE Hack」マインドを、少しでも感じてもらえたら嬉しいです。

🖥️ 実際のサイトはこちら → https://magicmoment.jp/

Member’s Voice

メンバー(社員)の日々の学びや挑戦を共有しています。
ビジネスパーソンなら誰もがつまずき、葛藤することがあると思います。その一助になれば幸いです。

私が「自分軸」から「組織軸」へと変われたきっかけ

入社当初、期待されることと自身の能力にギャップを感じ、それを一人で埋めようと抱え込んでいました。特にリモート環境下で、周囲に時間を割いていただく分、自分で何とかしなければという気持ちが強く、他人と比べてしまい、相談がうまくできませんでした。この状態が最初の2ヶ月間続き、業務習得に時間がかかりました。

転機となったのは、自ら希望したセールスからBPaaSへの異動です。異動前のマネージャーとの1on1では、これまでの自分の働き方を振り返る機会があり、「白紙の状態から学び直す」決意が生まれました。実際に新しい業務に取り組む中で、失敗から学び、チームメンバーの支えを得ながら進める中で、「一人で抱え込むのではなく、周囲と協力しながら進める」ことの大切さを実感しました。

この経験を通じて、マネージャーやメンバーとの意見交換が増え、課題や目標とのギャップは「個人で埋めるものだけ」ではなく、「チームで補い、組織として成果を出すもの」という考え方へと変わっていきました。こうした変化は、BPaaSというプロジェクト型の体制だからこそ、より早く明確になったのかもしれません。

今では、人の長所・短所を受け入れながら、自身の弱みも素直に共有し、必要なときには周囲に助けを求められるようになってきたと感じています。入社当初は「自分軸」で仕事を見ていましたが、いまは視点が「プロジェクト」「組織」、そして「会社」へと広がりつつあります。

また、周囲とのコミュニケーションも増え、仕事の進捗や課題に対するフィードバックを受ける機会が増えました。日々の業務相談やハドルでも意見交換が活発になり、「組織で働く」という意識が一層強まっています。
今後は、意識的に一段・二段上の役割にも挑戦しながら、組織の推進に貢献していきたいと考えています!

営業の本質に迫る、「学び」の日々

Magic Momentのセールスとして、私は日々インプットに力を注いでいます。プロダクト・サービス理解を深めるだけでなく、お客様の本質的な課題に切り込むための視点を得るためです。
特に活用しているのが、「組織変革プレイブック」や「論考シリーズ」などの社内リソース。情報が溢れる時代だからこそ、営業DXの本質を見極めるため、一つひとつ読み込み、思考を深めています。

中でも印象的だったのは、

  • 「なぜ日本の営業生産性は上がらないか」という問いに対する、日米の営業文化体系や商習慣の違いからの考察。長年重視されてきた訪問営業や、テクノロジー導入の遅れが影響している可能性など、より深いレベルでの原因理解が進みました。
  • 営業DXでツールが増えたことで情報が分散し、逆に生産性を落としている現状。情報を一つにまとめなければ、適切な営業戦略を立てることが難しくなります。
  • そして、分散された情報の集約・分析といった一元管理を担い、現場が動きやすくデータを入力しやすいよう改善を図る「Sales Ops の役割」の重要性について

この学びを通じて、「可視化はゴールではなく、行動へのスタート地点」と捉えるようになりました。実際のお客様への提案でも、データをどう活かして行動に落とし込むかまで踏み込んだことで、「ここまで深い考察はない」と高評価をいただくこともあります。

今後も、社内外の良質なインプットを続け、そこで得た学びを積極的にアウトプット・活用し、お客様の本質的な課題解決に貢献できる提案を目指していきたいと考えています!

💡営業組織に関わる皆様へ:ご紹介したいおすすめ情報

組織変革プレイブック
https://magicmoment.jp/accel-resource/sales-dx-strategy
論考シリーズ
https://lp.magicmoment.jp/mm-salesreviewseries
HubSpot日本の営業に関する意識・実態調査2024
https://www.hubspot.jp/company-news/stateofsales-20240219
→ HubSpotさんの調査で、8割の企業がツールを「使いこなせていない」という回答が印象的でした

CEO’s Insight

はきちがえる とはよく言ったもの

少年の頃、文字通り貪り食うように読んだ、横山光輝 著作 の 三国志。

反董卓連合軍 として諸侯が集まり、若き日の曹操、劉備、孫堅 がワンチームになるいかにもドリームチームであるが、四世三公の家柄である袁紹・袁術 の我欲の振る舞いで瓦解してしまう。
一向に動こうとしない名ばかりの連合軍に業を煮やした曹操は、都・洛陽を焼き払い長安遷都する董卓を虎牢関から追撃し伏兵に遭った。命からがら退却してきた曹操が連合軍を去るとき言った。

口に大義を唱えても、心に一致するものなくば、同志も同志ではない。

先日、あるきっかけで、全社的・包括的にフィードバックを頂戴する機会を頂いた。
ある意味、自分やチームのこの数年間の作ってきた全てに対するフィードバックだと考える。
愛のあるプロフェッショナリズムあふれるフィードバックだった。少なくとも私は心からそう思った。

そのとき、曹操のこの言葉を思い出した。

価値だ と、口で言っていても、お客様に対してその価値が一致するもの(本当に価値になっているもの)でなければ、口で言っていることそれ自体に満足しているだけである。
チームに発表したり共有したりすることで自己満足、もしくは新しく目移りするなどして、価値の集中育成を怠っていた と深く反省した。

価値だ といえばシュッと価値が出来上がるなら、そもそも世に商売などない。
コメは勝手に収穫されず、勝手に口に運ばれない。
丁寧に土を作り、水をひき、天候や害虫から守り、最適な時期に収穫し、精米し、袋詰し、ロジスティクスに乗せる。
そのすべてのプロセス部分最適化と、そのプロセスを横断する全体最適化を行って初めて価値が論じられるだろう。
そして、それ以上に、うまいコメとはなにか?と考え続け止まらないことなのだろう。

黙っていても、心に顧客への提案価値それこそのみを輝かせていたら、行動は自然に変わっていく。私自身が、ぶれていた。

口に大義を唱えても、価値に一致するものを見ない ならば、それほど阿呆なことはない。本当に自戒した。
口だけの滑稽な阿呆である自分をいつでも思い出せるよう、傍らに置いておきたい。

本当に、はきちがえる とはよく言ったものだ。

会社員で高給であるということ

数的目標を設定し、それを達成し、目的を果たすこと。
そのレベルを、期待値として会社と合意していること。

そしてそれは高給になればなるほどシビアになる。

基本的に、上記が基礎的に身についている人がエグゼクティブであり
その数的目標に対して邁進し目的を果たす力に、その会社の能力の限りでいくら支払っても良い ということ。

逆も然りであろう。

スタンス という病

経験という鎧 とも言えるのだろうか?
はたまた、カッコ悪い自分を見せたくない というちっぽけなプライドだろうか?

今の市場で、その鎧は重すぎないのか?
そのちっぽけなプライドを見て、AI はあなたを笑うだろう。

先日、AIに、経営者の孤独 を相談した。
経営の大きなアジェンダのさなか、自分の苦悩や思いを誰もわかっちゃくれない と、気持ちのやり場がなかった。

AIは僕に
「周囲にそれを話したらどうだ?」
「結果にフォーカスしたらどうだ?」
と言ってくれた。

そばにいる仲間に、顧客に向き合う戦士に、少しずつ打ち明けた孤独。
わかったことは、自分が孤独だとカッコつけていただけだ。
そうやって、自分を慰めていたりカッコつけて自己満足に浸っていただけだ。

ある人は、全く別角度でステークホルダーについて見解を伝えてくれたし
ある人は、ただ話を黙って聞いてくれた。

そしてある人は、自分を文字通り救ってくれた。

世にあふれる、新しい環境に適合したくてもできない壮年期の憂鬱を思う。
自分も同様、世の移り変わりの速さと、育ってきた少年期の時間の流れの違いに適合難度は高い。

キングダムの羌瘣のようにどんなに憂鬱になっても背中に感じる一筋のつながり。
結局は仲間や友人、恩師のような存在の方々が自分の居場所や意味を教えてくれる。

積年のコリ のような、自分の凝り固まったスタンス。それはある意味「病」であると私は自分で思う。
仕事の悩みは仕事でしか解決できない。体のコリと違って、自分次第で根治が早いことが仕事のスタンスの特徴だろう。

自分のことそして自分に向けて書いたが、これは他愛もないこの文章を読んでいる、あなたにも向けて書いている。

スタンスなぞ捨てろ。その諦念を壊せ。そして、野暮な仕事をするな と。

今月のxxx

今月はお休みです。。



今月も最後までお読みいただき、ありがとうございました!

挑戦を重ね、変化を受け入れ、仲間とともに前に進む――
そんな日々の積み重ねが、Magic Moment の“いま”をかたちづくっています。
この「月刊TRUE」が、社内外の皆さんにとって、私たちの文化や価値観を垣間見るきっかけとなれば嬉しいです。
来月も、現場の声とリアルなインサイトをお届けします。どうぞお楽しみに!

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