ご無沙汰しております!採用チームの神保です。
3月より、当社メンバーの “TRUEな瞬間” をお届けするのは月に1回にさせていただきます。
その分、内容は濃く、以前より社内の様子がわかるものしていきたいと思いますので楽しみにしていてください♪
今月は、Member’s Voice と CEO’s Insight です。
Member’s Voice
メンバー(社員)の日々の学びや挑戦を共有します。
ビジネスパーソンなら誰もがつまずき、葛藤することがあると思います。その一助になれば幸いです。
今月は4名のVoiceです!
目標達成の鍵は、チーム全員の徹底力
2月は未達となり悔しい思いをしましたが、3月は4営業日を残してKPIを達成できました!
この成果の要因は、チームで活動計画を立て、毎日のアクションプランを緻密に実行し、スピーディーに改善し続けたことです。
私たちは、リモートワークで働くチームなので、メンバーの営業活動(トーク)を直接観察することができません。そのため、共通認識を持ち、密なコミュニケーションを心がけました。
特に以下の取り組みが大きな成果につながりました。
・リーダーがターゲットの進捗を把握し、チームの活動量を最大化
・1日の無駄をなくすため、常に「情報連携→改善」を繰り返す
・成果が出た時や良い反応を得た際には、夕会を待たず即時共有
「〇〇という訴求が刺さった」と音声記録とともに共有し、他のメンバーがすぐに活用できるようSlackで連携していました。
4月も目標達成に向け、日次の活動計画を立ててオペレーションに組み込みます。また、クライアントの売上(商談化や受注)にも貢献できるよう、訴求やクオリティの向上にも取り組んでいきます。
価値を考えることで、迷いがなくなった
自分の成長や会社からの期待、組織の変化に迷いや不安があり、CEO Office Hour に参加。そこで、「価値とは何か」を改めて考え直すきっかけを得ました。
そもそも価値とはわかりにくいものであり、答えがない。価値は受け取る人によって異なる。だからこそ、「仕事は誰の何のために行っているのか」をブラさず、向き合い続けることが大切という考えが深まりました。
■決めたこと
・自分ではなく、相手のために活動する
活動が「お客様のための電話なのか。メールなのか。提案なのか」
目的を見誤らず、お客様のための行動を第一に考える。(その方が、仕事をしていても楽しい)
・Core Valueを貫き、仲間と共に挑戦する
MVVを綺麗事に捉えるのではなく行動で体現する。ここがしっかりしてくれば、どんな壁も乗り越えられると信じて実践してみる。
これから新しい役割を全うするためにも、会社のMVVを伝えられる存在になりたい。創業者にMVVの答えを求めるのではなく、自分たちでつくっていく意識を持ち、行動していきます。
今僕が会社のカルチャーで、一番好きなのは、Core Value の「TRUE OPENNESS」
“フィードバックを獲りにいく”という意味がありますが、MMでは社員にとって当たり前の文化になっていて、自分次第で成長ができる環境でもある。入社前の面談からこのカルチャーをインプットいただいたことは今でも覚えていますし、これからも大切にしていきたいと思います。
情報のキャッチアップから学んだこと
最近の組織体制の変化もあり、Manager Meeting で解釈の齟齬があると感じていたので、1on1で自身の役割や業務内容を確認させてもらいました。
おかげで、点と点が線になりクリアになり、わからない事はしっかり伝えることで、向き合ってくれる現体制にとても感謝してます。
この日の1on1以降、私の中で2つの変化があります。
・情報キャッチアップの姿勢が変わった
「忙しい」を言い訳にせず、情報が入った時点で理解できるまで確認。わからないことがあっても放置せず、発信者の意図も含め理解する ことにしています。
MM は今、そういうカルチャーを大事にしていく と突きつけられていると思うのでしっかり受け止め、チームにも伝播したいです。
・メンバーとのコミュニケーションスタイルが変わった
1on1では Agenda 通りに進めるだけではなく、相手を理解することを重視するように。日常の業務でも、現場で起きているマイナスを減らしプラスを多く生み出せるよう、わからないことはしっかり潰してもらうようコミュニケーションをするようになりました。
その結果、メンバーがより素直に受け止めてくれるように。少し前の私は、私のアドバイスからメンバーが行動変容に至る時間軸が遅くなってしまっていたのですが、コミュニケーションや関係性を変えたところ、お互いの理解も深まり良いことづくしです!
毎日の”プラスα”の積み重ねが、お客様からの信頼につながり、やがて大きな価値になると信じています。こういった日々の積み重ねが大きなインパクトになることも社内に浸透させていきたいと思っています。
私が考えるインパクトとは
インパクトとは「一過性ではなく、組織的に永続的な価値が生まれること」だと考えています。(1→10ではなく、1→100にするために実現する考えや方法論。それによる組織的な学びのようなもの)
MM では、小さな組織で大きな価値を生み出すために、非連続的な成長が求められます。そして、マーケットにイノベーションを起こすためにも不可欠な要素です。
インパクトを生み出す人には、共通点があると感じていて「会社や組織のためになるなら、目的に向け行動する人」。みんなで会社をつくることを前提に、こうしたほうが良いということを自然に動けて「これが正解」ときまっていなくても、やりながら正解にしていく人が多い印象です。(注意:勿論最低限の確認はしてくださいね!)
例えば、こんな行動がインパクトを生んでいる
・未開の業界をすぐに構造化し、組織全体の旗を振り、顧客/パートナー開拓をスピーディーに成し遂げた人(CEO 村尾さんのことですね)
・会社の状況が怪しいと思ったら「もやもやしている人で語り合う会」を開催し、レポートにまとめ経営チームに発信した人
・エンジニアに「1ヶ月通常業務を離れて自由な時間を与えたらどんな価値が生まれるか」を試し、制度化した人
・カルチャー委員の動画作成者が、南アフリカに行き映像を撮ってきて、その素材を使いみんなの士気を高めた人
・創業者が作った Core Value を社員が議論し、より実行しやすい形にアップデートした人
これらの人たちは、それぞれの立場で狙いを持ち、Core Value に則り意図とロジックをお持ちでした。
インパクトは1→100 の動きだけでなく、日々の積み重ねからも生まれると思っています。私の仕事は短期的に成果が出にくいものが多いですが、やるべきことや価値になると思うことは、手を変え品を変え挑戦していきたいと考えています。
インパクトというものがなんなのか、個人個人で考えてもいいように思います。
CEO’s Insight
月刊化した TRUE 通信:じぶんらしく TRUE に
主に社内報として書くんだよね?と思っていたら、採用チームの Maki さんから、
「いや、社外の方にも TRUE にウチを伝えるように書いてください」
と極めて純粋な瞳で言われました。確かに彼女は「採用チーム」を率いているわけで、そりゃそうだ。ということで、サボり気味の日記 など様々なことを一気に解決できるだろう と極めて前向きに、
- 社員の皆さん
- Magic Moment にご興味いただく皆さん
- 大切なお客さま
- 以前の仲間で、久しぶりに ブシ が恋しくなったひとたち
に向けて じぶんらしくTRUE に毎月書いていきます。
※ 知らない社内用語、単語があるかもしれませんが、文脈から想像しながら読んでみてください。
憂鬱 のかたち:MM Geist を受けて
Magic Moment のメンバーのみなさん、Geist お疲れ様でした。
回答率の変化、カルチャーづくり
昨年の回答率98%。今年は10ポイント低下。
ゼロから立ち上げ、大企業とは比べるまでもなく頼りなく進んでいくしかない僕らのような会社の中心には、コアメンバーのMMness によってコツコツと築かれるカルチャーこそがあるべきでしょう。また、Manager やIL関係なく未回答の方にとっても、同様である と。
自分の業務だけをしていて、会社づくり に参画していない のは人生の時間の使い方としてももったいなくないか?と。
能力、言い換えれば労働力とスキルは、今の時代様々な形で調達が可能である。
自分がそれとは違うなにかであるなら、違いを決定づけている要素は何かをよく考えることです。
事業変革で得た手応えと感謝
一昨年末から事業の変革にみなさんと向き合ってきました。すべてが間違っているように感じる瞬間もあったかもしれない。しかし今の製品を中心に生み出している力強い全社の進捗は、みなさんが短絡的に製品や会社の可能性を判断せず、取り組んでいることの本質を見失わず、ともに進んでくれたことで手繰り寄せているものである。答えは先にある。とはこういうことだと実感させてもらった。
今ここにいるみなさんに心から感謝を伝えたいです。
結果と背景
Geist の結果は、昨年 2024年7月実施と比較し数字は横ばい。総合平均点は3.83 となった。
私が部門から受け取った洞察において、
👉昨年同時期からでは PERFでの評価が高いコアメンバーが残り、BPO業務主体のメンバーが入れ替わったにも関わらず数字が横ばいだ
ということがポイントされた。
超簡単に言えば、実力がありやる気があるメンバーが残ったが数字が横ばいでいいのか?ということである。
僕が伝えたのは、「いや、みんな一様に憂鬱なんじゃないですか?真剣に仕事をすればするほど、のめりこめるメンバーほど、その憂鬱が原動力になったりしますよ」ということ。
“憂鬱”の意味
僕は、「憂鬱」であることの意味 を考える。
思えば、ずっと憂鬱だった。いつもゴールに対してギャップがあり、思うように進まないこと、顧客や社内の人間関係、本気になればなるほど周りが自分を冷ややかに見ていることを感じて、火の玉みたいにイライラしてしまうこともあった。まあ、憂鬱である。自分が嫌で嫌で仕方がない気持ちになるときもある。
僕の尊敬するビジネスパーソンもまた、程度はあれど、憂鬱に映った。あぁ、あの人もまた不安や迷いの中にいるんだな と感じる。
ちょっと仕事を覚えて、周囲と自分を比較ばかりし、それがどんな意味を持つかを深く考えず人生の選択をする という人が持つ「憂鬱」は、憂鬱という言葉はふさわしくないのではないか。「不平不満」という言葉かもしれない。
一方で、本気の仕事をじぶんらしくTRUEであるように進めるメンバーが、たとえば
- 現状のスキルや論理思考からアウトプットしたものの足らない部分
- 自己嫌悪しているなかなか直せないBehavior
に対して本気のフィードバックをもらったとき、本気で憂鬱であろう。
おそらく、人は「なんとなく等しく」だいたい憂鬱さを抱えて生きていて、真剣に特定された複数の事象によって憂鬱の人もいれば、なんとなく説明もできない不満で嫌だ くらいの人もいるんじゃないの?というのが私見である。(あくまで私見)
現在のメンバーが感じる憂鬱は、本気だからこそ生まれる価値ある苦悩であると僕は思う。 数字の向こう側に、その憂鬱さがどのようなものか、本当に会社がサポートするべきことはなにか?経営として何をすべきか?を理解しようと必死である。論理と直感をかけ合わせ、論理的妄想をする、いわばコアバリューの絶好の標本のようなものであろう。
暗中模索をしているメンバーが正直に紡ぎ上げた Geist のスコアを、深夜 ディスプレイを食い入るように見つめて、その暗中模索の総量とその価値に、説明できないくらいの感情でこの文章を書きました。みんな本当にいつもありがとう。
times より:誰しもが“自分の剣”を研ぎ続けられるかどうか
1600年の関ヶ原の戦い。
天下分け目であったからして、それまでの戦国の世を生き抜いてきた武士たちの集大成にも思われた。活躍した武士たちは出世したり論功行賞で良い結果を受け取ったわけである。
しかし約15年経って、戦が起きる。 大坂の陣である。
天下分け目の戦いから約15年もの時間が経って迎えた戦で、かつて戦国武士だった者たちが各所で討ち取られた。
30歳で血気盛んに戦場を駆け回っていた武将級の武士たちは、45になり
謀略をめぐらして采配を振るった40歳の武将も、55になった。
天下泰平の世は、毎日振るっていた修行の剣を止め、武士は年齢よりもむしろ その剣が鈍くなった。
つまり 剣 とは、彼らの本質であった。
討ち取られること とは現代において考えると、つまり何であろうか?
我々にとっての「本質=剣」は何であろうか?
そして、天下泰平の世とは何であるのか?今も我々の本質を鈍らせるものなのであろう。
かろうじて大坂冬の陣で生き残った、かつて活躍した武士たちは、再度戦に備えて剣を振ったそうだ。
冬が終わり、夏の陣。
意識が変わった武士たちによって戦は決着し、本物の天下泰平がもたらされ、現在まで続いている。
そのとき、自分の情けなさを知り、剣を毎日手に取り、必死で振り続けた半年間は自分を裏切らなかったことだろう。
自分で気づき、自らを変え、勉強し続け、本当に自分がいるべきところを間違わない
それが人として重要だと感じる今日この頃。
人生が深まってきた ということかもしれない。
今月のxxxx
Google でOSG(Online Sales Group)のトップだった元Stripe COO のクレア・ジョンソンさんのScaling People を読んだ。
彼女が東京に来たとき、部門全体と行ってくれた六本木のディナーでたまたま目の前に座って英語で悔しい思いをしたり、たまたま朝の部門全体MTGの司会にあたって「画面を見ながらプレゼンしたらだめよ」と基本的ご指導をいただいたりしたことが鮮明に思い出された。
スケーリング・ピープル 人に寄り添い、チームを強くするマネジメント戦略
物事を前に進める唯一の道は、「正直な会話と、信頼できる取引のみで影響力と地位を築いている」人物、「長期的に勝負している」誠実な仲介人を見つけることだと学んだ
と序盤に語っていて、この文章のおかげで後段の内容が深く理解できた。
私も心がけたいし、社内外に長期的に勝負して、誠実で正直な人を見つける努力をする。
東京での彼女からもらったパンチラインは
👊ターゲットにボトムアップなんて考え方は本来ない。あるのはトップダウンだけ。
3月もお疲れ様でした!
明日からは新年度で、環境が変わる方もいらっしゃるかもしれませんが、GO TRUE WAY に歩んでいきましょう。