社員のつぶやき|今週の”TRUE”な瞬間 – Vol.81

こんにちは、Magic Moment 採用チームの石川です。
日々たくさんの気付きに溢れる Daily Report ですが、慌ただしく過ぎゆく日々の中で、一度立ち止まり、今日を振り返る習慣を持つことが、成長を加速させる鍵になっていると改めて感じました。
それでは、今週も「社員のつぶやき – TRUE な瞬間」をご紹介いたします!

■用語の解説
・Daily Report:日報。社員全員が日々の振返りと社内共有を目的に実施
・MM:Magic Moment(当社名)
・MMP:Magic Moment Playbook(当社プロダクト)
・TRUE STRENGTH:弊社コアバリューのひとつ


成果・成長

在り方に拘らない
• 組織やデリバリー方式すらも必要であれば変えなければいけない、を前提に持ちながら思考を回せているかを常に意識できる組織でありたいと思う。日々業務をこなす中では安定や慣れ親しんだやり方に固執しそうになるが、変化を嫌うと停滞しかなく、むしろ衰退していくばかりで誰もハッピーにならない。
• A社様とマーケティング支援の打ち合わせを実施したが、支援開始時のBPO軸から派生させ、顧客と二人三脚でサービスを作っていける環境には可能性を感じられるしワクワクする。
• 単純明快なプロダクトや提供すべきコトが定義された商材だとできないことを実現できるのは、営業としてやればやるだけ案件が作れることと同義で、「こうした方がいい」「なんであれができないのか」といった、顧客と接しているからこそ見えてくる疑問を正面からぶつけ、解消に向けて1歩1歩進めていけることに熱中できることが営業として必要な感情なんだと思う。

・ 価値につながる取り組みを誠実に積み重ねること
・一朝一夕で目に見える成果が出ることはなく、日々積み重ねたことが成果や売上、効率化、価値につながる
・ 目の前の顧客と将来の顧客の双方に対して価値につながる取り組みを計画的かつ愚直に積み重ねることが重要
・ 現在、過去、未来は繋がっており、様々な揺らぎや変遷はありつつもできることを一つ一つ積み重ね、増やした先で結果的に目に見える形で成果や価値が生まれる

• 自分自身の昔のdaily reportを見ていると、それをみることによって自分の成長曲線なども見えてきて、また成長が停滞している部分や、何かのトリガーとなった部分まで見えてくる
• また活躍しているメンバーや成長速度が速いメンバーでは同じ業務や同じチームにいても、アウトプットや気づきの内容が大きく異なることや、個人の特徴なども見えてきて面白い。
• そう言った意味でもこのdaily reportどういう意識や意義で書いているのかは重要で、自分のやってことを書く場でもなければ、思ったこと感じたことをポエムのようにつらつらと書くのではなく、ちゃんとしたレポートとして自分の振り返りやそれをもとにしたネクストアクション、はたまたフィードバックを得られるものや他のメンバーに気づきを与えられるものになっているかどうか
• これまでの業務や相対するお客様を見てきて、自身が発信するアウトプットは想像以上に他のメンバーに与える影響が非常に大きい
• また Project Success チームはお客様先と MM と両方の代表ということを鑑みると当たり前だが、社内外にもプロダクトにも与える影響は大きい
• 成長における0.99と1.01の話のようにちょっとの違いが後退か前進か決まるような意識を細部にまで持っていきたい

体制を検討する中で
• 環境が大きく変化する中でも基本スタンスをブラさないと再度認識を強く持つ。
• 目的ドリブンで進めていこうと奮起するも、知らぬ間に目標がゴールとなって判断がズレたり迷いが出てきたりする。やはり客観的な視点やフィードバックを定期的に入れなければいけないと思うし、視点が狭くなってしまう点は自分の課題。
• 判断が難しい場合であっても、正解か不正解かを考えるのではなく、先ずは自分がどうしたいのか、意思を持った意見を大事にし、形にできないことや初の試みの時はこれまでと同様に周囲を頼り、巻き込んで進めていきたい。

意思と合理
• 正解がわかっていたら、もっと楽に事業を進めることができるが、なかなか難しい。だからこそ、全ての事柄に意思を明確に持つことが大事だと思う。私もできていない時も多くあったし、その度に多くの方からフィードバックをいただけた。違っていたら受け入れ、改善するだけ。失敗を恐れるのではなく、現状維持や物事が進まないことに危機感を持つ。
• 一方、事業視点で考えると合理的に考えることも重要。意思は大切だか、主観だけで考えてはいけない。事業や現状を客観的に捉え、そこも踏まえてどうしていきたいか考え、意思決定して行動していくことが大切だと思う。
• その観点でメンバー・ピア・レポートラインなど関係なく、皆が健全にフィードバックし合い、切磋琢磨して進めてほしい。

感じている業務課題はお客様の価値につながる
活動の中で漠然と「こうした方が効率的なのに」と感じることがある。B社様とのミーティングにて、MMから提案した「ISでFS業務を担うことでFSの時間を創出する」ことが想像以上に良い反応につながっている。B社様の課題にリソース不足があったこともあり、実現ができれば根本的にオペレーションを改善できる。取り決めなければいけないことも多いが、既存の仕組みを壊し、新たに構築していくことにワクワクする。

事業にオーナーシップを持つ
• MMでは、色々なことにチャレンジできる。責任も伴うし、大変なことも多い。ただ、チャレンジの中で必死に取り組んだことは、事後的に必ず力になる。だからこそ、事業に対して責任を持ち、オーナーシップを持って進めることが大切だと思う。事業は人で成り立っているからこそ塩梅は難しいが、自身がオーナーシップを持ち、メンバーにも問い、共に事業をつくっていく。知見が足りないこともあると思うが、人や書籍、外部情報から学ぶしかない。
• 失敗してもいいから、自身の意思を大切にしてほしい。意思が持ててないなら、何が要因で持ててないかを考える。目的がずれているか、定まってないかで目的的になれていない時に持ててないことが多かったと私自身の反省としては思う。時に肩の力を抜きながら、チャレンジしていってほしい。

• 無意識に働いている心理を俯瞰してみる
体制変更によってまた新たなチームと関わらせていただく中で、顧客折衝における意識や目的のベクトルがずれてしまっている部分があるなと感じた。特に即修正が必要なのは、相手を安心させなければ/何とかよく見せないと、といった意識が先行して繋がりやまとまりの薄い定例内容になってしまっている点。人対人でお客様と関わる面白さもあるし、オープンさが信頼関係構築においてポジティブに働くこともあるので、全てを無機質に進めるべきだと言いたいわけではないが、Projectを最短距離で前進させることに対してデフォルメされた情報は必要ない。
ここはAI活用を含めた定例資料の定型化で解決していきつつも、自分の今の状態(アウトプットの健康状態/思考やインプットの偏り/なぜこの言葉尻になっているか 等)を一歩引いて冷静に考えてみる時間を取れるといいと思う。自戒も込めてだが、こういった自分の心理の深いところに関わる部分でも超能動的にフィードバックをもらい向き合うことが、成長速度の引き上げに繋がる。

• 自社のサービスを信じる気持ちが裏目に出ないように
前述の内容とも重なる部分があるが、何とか納得させようというプレゼンは人を動かせない。ロジカルコミュニケーション研修の中でもフィードバックがあった通り、言いたいことが先行してそれを証明するためにデータを分析・活用するのは順序が異なっている。自分のチームにおいても、仮説を正当化するというか裏を取るための情報だけしか集められておらず、決めつけ感やポジショントーク感があったなと。思いがあることは自分たちの組織のいいところであると思うので、それがもったいない方向に働かないよう、クリティカルシンキングや全体を見て構造的に説得力を生み出す意識を徹底していきたい

顧客への提供価値

先日提出した提案書をベースにZ社様へ説明を行った。30分と限られた時間でのご説明だったため詳細なディスカッションは次回へ持ち越しとなったが、比較対象と考えていた4社のうち、2社は選択肢から外れており、MMかもう1社のどちらかが良さそうと感じられている、とのこと。
提案資料内で、営業 BPOとフリーランスの業務委託は選択肢から外すべき、と強く訴求したことが前向きに働いたようで、顧客の状況から取り組むべき施策を明確にし、突きつけることは顧客のためのコミュニケーションなので遠慮はいらないと言うことを改めて実感した。

・本日面談させていただいた派遣の方が、以前ある企業さんを MM がご支援していた際に、たまたま対面のお席でISをしていたそうで、今回新たな派遣先としてMMの名前を見た時に必ずまた働きたいと思い飛びついてくださったとのこと。
・聞けば当時MMメンバーから受けた影響が今の価値観に繋がっているそう。具体的にはMMPを使ったシンプルかつ肝を抑えた営業活動や、受注というISよりもっと先の指標を見据えた目的的な思考と改善サイクルなどが、その方にとってのニュースタンダードになっていた。
・当時 MM とお取引が終了となった際にその方を含めた派遣社員のチームは解体となり、その後他の営業組織で就業されていたが、MMと伴走していた時と比較して圧倒的に非効率で非生産的な現場にがっかりしてしまったと話していた。
・改めて、本当に価値のあることは必ず広がっていくし、一度共感したらもう不可逆なものとしてその人の中に根付いていくのだという強さも感じた。自身としても勇気をもらった出来事だった。

TRUE な開発

Hさんと議論したり出される考慮の行き届いたアウトプットを通じて学んだ最も大きいことは、デザインは、より広く仕事は、信念があってこそ研ぎ澄まされるということ。
信念がなければ、デザインは漫然とし直感的でなくなりユースケースは香らなくなる。
信念があればむしろその意思が現れたデザインによりユーザーが導かれる。
ときに怒るほどに、デザインへの仕事へのあるべきを内面化すべく、つねに真摯に向き合っていきたい。

・エンタープライズ企業を受注するということ。
一年半もかけ、数十人に会いながら価値を提案し続ける、それが為せるのは提案する価値を信じる力であるなと、その想いの強さに心を打たれる。
その提案する価値を実現するのが私たちが今作り上げているものである。一つ一つの要件が、デザインが、価値を左右するという重みをしっかり背負う。

カルチャー

・Weekly Review にて、MMPのエンタープライズセールスについて限られた時間であったが発表の機会を頂いた。皆様の日報にも取り上げて頂き、感謝。会社としての総合力が上がっており、実現できた成果。
・ただ、様々な獲得コストがかかっている分これを継続拡大できるか、また会社として勝負。これまでのエンタープライズ企業の獲得案件の課題としては拡大が限定的であったが、今回はこれを打破してより規模の大きい導入につなげていきたい。これをまず1社でも実現できるとまたステージが変わってくると思う。そうなった際にはまた発表の機会を頂き、全社で喜びを分かち合いたい。

エンタープライズセールス
・ 先が見えないリードタイムの中で、信じてやり抜く力、まさに、コアバリューに掲げている本物の TRUE STRENGTH を体現されていると感じました。
・ 個人的に印象的だったのはX社様の受注までに面談した人数の多さで、こんなにも多くの人に粘り強く価値を伝えていったのかという点に対する深い感銘とともに、引いてみるとエンタープライズでなくても決裁者となる人に全員共感いただけていれば上申で NG になるといったこともなくなるという点を徹底されたのだと思った。
・ここからの継続・拡大も重要になるとSさんは常に仰っているが、チームとして支援できることは何でもやって更なるキャッシュインパクトにも繋げたい。

Weekly Review のスピーチ
・ 開発チームや BPO チームをはじめ MM のみんなを繋いでくれたような、素敵なスピーチだった。ユーモアもあり営業ではない人たちにもスッと胸に入ってくる感じで、皆さんの反応を見ても一体感を感じられた。スタートアップにおける営業と開発は時に反発したりしている様子も他企業では見てきたが、MMのみんなは本当に素直でお互いにリスペクトを持ち、慣れ合うことではなく良い関係を保っているのだと思う。

• Weekly Review のセッションがとても楽しかった。コミカルなテイストだったが、エンタープライズセールスは本当に大変だと思う
• それでも必ず取るという信念で取れてきている
• 後、思えばSさんも入社時はエンタープライズ経験があったわけではないはず
• 初めての規模の提案・受注を重ねたことでいまに至っているはずで、チャレンジして壁を突破することで遠いところにいける、ということを体現している素晴らしい振る舞いだと思う

チーム・マネジメント

構造を捉えにいく
・面談でお会いした候補者の方から、活躍している人の仕事の仕方について質問をいただき、Kさんが「要素分解して次のサイクルを回す」と回答していたが、シンプルだけど本当に大きな差分になるポイントだと思う。
・当たり前にできる人にとっては自然な思考の流れでしかないが、意識して鍛えようと思ってもなかなか会得するのは難しく、またチームに一人ブレーン的存在がいれば一定の成果までは出せてしまうので少し取り扱いが難しいケイパだったりする。
・採用の形を変え、仕組みや人員配置で事業を作っていくことはもちろん考えつつも、仕組みが整った時にブーストさせるための肝となる人材は一定数必要で、そこが今後ボトルネックになりうる。
・純粋に、“次もっと楽に成果を出すためにはどうしたらいいか”とコツを考える癖みたいなところかと思うが、主体性や好奇心という言葉ひとつでは解決できそうになく、仕掛けを設置することを考えたい。顧客価値のクオリティ担保とカルチャー濃度の維持のため、今後に向けて本当に今が重要なタイミングだと思う。

発信を続けること
・仕事する時に、重要なことは一回話したら、伝えたら、指示したら、周囲に伝わっており、最適な形で実行されると考えることがある。でも、これはマネジメント側の傲慢であると最近思う。
・伝える内容と伝わる内容には必ず、差分がある。その差分をコンテキストも踏まえて、埋めていくことは努力をし続ける必要があるし、重要なことは繰り返し言い続けていくことが必要になる。
・組織に対して、メッセージを出し続けることはマネジメント層にしかできないことである。重要なことを繰り返し発信していき、それを組織に浸透させていくことが強い組織を結果的に作っていく。

マネジメントの仕事とは
・ハイアウトプットマネジメントでも書かれているように、マネジメント仕事とは、自分のチームと隣接するチームのアウトプットの最大化である。
・個人的にはこの言葉が非常に好きである。仕事とは個人で行うのではなくチームで行うべきである。それをうまく表現している内容であると思う。
・ではマネジメントの具体的な仕事内容とは大きく3つに分類されると思う。①目標設定、②プロセス構築を含むメンバー育成、③リソースの獲得である。これをレイヤーによって、範囲が異なるだけであると思う

・チームのアウトプット、つまりインパクトを最大にすることがミッションであるマネージャーという役割において、現場に出っ放しになったらチームはインパクトを志向する動きを取れませんでは、マネジメントが利いていない
・ 現場に出ていたとしても ①いつでも状況が見えるようになっている(仕組みが出来ている)こと②個々人がインパクトの大きい事を取り組み続けられている(チームに意識が浸透している)ことの双方が必要で、特に少人数でチームを作っていくにあたって基礎力となる
・ 過去に村尾さんから、仕事の仕方として「大きい玉から詰めていく」というフィードバックをもらったことが何度かあったが、①眼の前の緊急対応・②簡単なタスク群・③インパクトが大きいが自分一人では完結しなそうな大きな仕事があった時にどうするか。一番やってはならないのは、③が大変なので後回しにして身動きが取れなくなること。①をどれだけ早く正確に完結させ、③の叩き台を作る、或いは分解するなど議論できる状態に持っていくかどうかである。①を必要以上に丁寧に時間をかけて仕上げ(実は緊急なので時間の経過と共に価値は下がっていっている)、②を大量にこなす、というのが「タスクを実行した」という点で自分の満足度は上がるが、価値提案とは逆に向かう

CEO times

スライドを自分で一から書くのが本当に億劫になってしまった。
人間的退化というのだろうか?それとも進化と捉えるか。

NotebookLM で膨大な自分が作成した文章や発信から、情報の整理、自分が気づいていない文脈や相関関係の発見、それらを統合したサマリや要約等を用いた構造化。
それをもとに自分の書き癖をスタイル化したClaudeで、事業計画、プロダクトロードマップ、プロダクトの根幹を司る思考や論理、社内向けの重要な発信などを元にしたドキュメント作成。
Gamma でスライド化。カラーやフォントはオリジナル設定しておけばブランドガイドラインに沿って出力してくれる。

議論の呼び水としてのたたき台を作る、という以前は尊かった仕事が消えようとしている。と自分で答えを見つけたような気になったが、上記文章を書いていると、気づく。

枠外から、暗闇から、何かを放り込んでくるような
ヒリヒリした議論の場で拡張する自分の思考やアイデアは、上記のプロセスからは生まれうるだろうか?

無垢で手垢にまみれていない、眼の前の光みたいなもんに瞬間的に反応してワクワク伝えるような
そういうものをより一層大事にしなければならないと自戒した。

セールスとは、狙った顧客に狙った価値を、顧客を導きながら提案すること。
強い製品をぶら下げて、興味がある顧客に行くのはマーケティングの範疇と被る。

一方で製品と強くすると、誰でも売れるようになりスケールする。速くここにいかなくてはならない。


今週は以上です!ご覧いただきありがとうございました!

~今週公開の記事をご紹介~ 

【導入事例】
新規事業の成功へ:Revenue BPaaS で顧客体験を最大化する HENNGE の営業戦略
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【社員インタビュー】
「人のために何かしたい」他者貢献の思いを価値に変える。Magic Moment で拓いた成長の道
https://careers.magicmoment.jp/mm_chronicle/careerstory-shibasaki/

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